東京・首都圏は注意が必要
首都圏では土地が財産の人が多い
東京都は土地の値段が高い場所です。豊島区は1坪あたり平均251万円、練馬区では144万になっています。
国税庁の発表によると、相続財産に占める、不動産の割合は45.9%となっています。家屋は5.3%です。家は20年もたつと建物自体の資産価値はなくなります。そのため、土地の値段だけが資産評価の対象になります。
そのため、首都圏の多くの家庭では、土地が財産のほとんどを占めています。
首都圏の場合、10人中4人は相続税の課税対象になっています。いざ相続が発生してしまうと、納税のために預金を取り崩す・・・という事態が必要になる可能性があります。不動産売却が必要になってしまう場合もあるので、注意が必要です。
東京や首都圏にお住いの方は、相続対策を早めにしておくのが大事です。
地価は上がらない
東京では多くの地域で地価が上がっていません。しかし、地価は変わりませんが、平成27年に税制が変わり、課税対象が増えています。財産が増えていないのに、支払う相続税は増えています。
東京メトロ有楽町線 千川駅周辺の場合
千川では、約4,700世帯が相続税の課税対象として増えています。
千川駅は有楽町線や副都心線が乗り入れています。街並みは落ち着いていて、静かな住宅街です。駅は豊島区要町の3丁目にあります。
池袋に近いため、学生の賃貸マンションなどが多くある地域でもあります。販売している土地の坪単価は平均225万となっています。池袋が平均で273万なので、池袋に比べると少し安くなります。
千川の土地の評価額は163万~133万となっています。大通りで駅に近いほど坪単価が上がっていく傾向にあります。千川駅の利用人数は微増ですが、毎年増えています。
土地は分割できないので注意
相続が発生すると多くの家庭では、相続する遺産が「土地と家」がほとんど。という事になってしまっています。これは、日本人は土地や家を資産として大事にする傾向があるからです。
土地や建物は、人が住んでいるので分けることができません。分割できな財産はもめごとの原因になります。もし遺産分割をきちんとして揉めない相続をしたいとお考えなら、生前に分割案を出しておくか、遺留分に注意して公平になるように子供に配分方法を指示しておくことです。
まとめ
東京に住んでいる人は、土地や家が財産、資産である場合が多いので、相続で注意が必要となります。
先祖代々守ってきている土地ならば、相続方法などが一族で決まっている場合がありますが、一代で取得した土地などは、ルールが決まっていない場合があります。
相続は揉める事がおおいのに、時間がない・・・という状況が多いので、残された家族を心配する人は早めに遺産の処分方法を決めておきましょう。
土地の高い東京で相続申告にお困りなら、OISCにぜひご相談くださいませ。